Tシャツ本舗をオープンしてまだ1年とちょっとなのですが、自身の喜びのためにはすでに8年も前からオリジナルTシャツを作成しているわけで、今までに様々な方法でTシャツを作ってきました。
その結果として現在はシルクスクリーンという方法でTシャツを作成しているのですが、今回はオリジナルTシャツの作成方法についてお話していきます。
絶え間ない進化を遂げるパソコン環境の今を考えると現状で一番手軽にできるのがインクジェットでのアイロンプリントだと思います。 あなたの町にもきっとある電気屋さんに行ってプリント用紙(5枚で1000円ほど)を買い、パソコンで作ったデザインをプリントアウトし、そして家庭用のアイロンで無地Tシャツに転写したらオリジナルTシャツが早くも完成(*^^)v 作業時間にしたらほんの1時間ほどでクリエイター気分を味わうことができます-☆
しかしながらこの作成方法のデメリットは耐久性。。 だいたい2回ほど洗濯をしたら転写した部分がはがれたりカピカピにひび割れたりしてしまいます(-_-;)
というわけで、アイロンプリントは趣味として、または1回こっきりのイベント用としてTシャツを作成する際にはとても有効なのですが、いざ商品として販売するとなるとそれは不良品と言わざるをえないのではないかと私は考えています。
そのパソコンプリントをプロ使用に昇華させた作成方法が熱転写になります。 こちらの相場は版代が1万円ほどでA3サイズのシートが一枚あたり1000円ほどとパソコンプリントに比べて費用はかかりますが、耐久性はその比ではなくフルカラーに対応しているということで多くのTシャツショップさんでも採用されている作成方法になります。
しかしこの熱転写も完璧かと言うとそうでもなく、けっこう厚めのシートをTシャツにべったりと貼り付けてしまうので大きめのデザインだとその部分の通気性がなくなって暑苦しかったり、デザインの端にどうしても数ミリの余白が出てしまうので「もろ貼っ付けましたよ〜!」と、やぼったい雰囲気になることもしばしばです。
あと、最近ちょっと注目を集めている方法にインクジェット捺染というのがあります。 これは特殊なプリンタでTシャツの生地そのものにインクを吹き付けてプリントする方法で、自然な風合いになるという特徴があります。
この方法には私もけっこう興味を持ってはいるのですが、まだ新しい技術ということで取り扱っている業者さんそのものがほとんどないというのが現状です。 また、決して滑らかとはいえない布地にインクを直接吹き付けるということで仕上がりのシャープさに欠け、やや寝ぼけた感じになってしまうという点や洗濯にそれほど強いとは言えない点など、改良の余地がまだまだありそうです(^_^;)
そんなインクジェット捺染を手軽に体験できるのがフジカラーのプリッキーというサービスになります。 しかしながら、こちらは生地が綿100%ではなくポリエステル混合で、しかもベースTシャツを選ぶことができないという事で、Tシャツ本舗としては現実的に採用することは難しいという見解を示しています。
そんなわけでTシャツ本舗では最もオーソドックスなシルクスクリーンにてTシャツを作成しています。 作成のページに詳しい方法が記入してある通り初期に版代が必要なことや多色が難しいなどのデメリットもありますが、このシルクスクリーンには他のプリント方法とは比べ物にならない不思議な魅力があります。
その中でも特筆すべきはその耐久性! 洗濯をしても色がうすくなったりプリント部分がはがれたりすることはまずなく、時間と洗濯回数によってだんだんと風化はしていくものの、その風化具合はみすぼらしくなると言うよりは『味が出る』という雰囲気に仕上がっていきます。 もちろん購入したてのパッキリキラキラな感じも素敵なのですが、時間をかけて自分の体にTシャツをなじむよう育て上げていくことができるプリント方法。それがシルクスクリーンなのではないかなぁと私は感じています。
また、仕上がりのはっきりくっきりしたシャープな雰囲気とか、プリント部分だけが微妙にもりあがっている手触りとかも個人的にものすごく気に入っています。
もちろんプリント方法にはそれぞれメリットとデメリットがあり、着る方の好みやデザインの種類によってマッチする作成方法があると思いますのでどの方法が1番かということは一概には言えないと思います。
また、プリント方法も日々進化し続けていて、今後新しいプリント方法も考え出されると思います。 そんな中で今のところ私はシルクスクリーンという方法が一番好きなわけで、今後も当分はシルクスクリーンにこだわってオリジナルTシャツの作成を続けていこうと考えています(*^^)v